浴室のリフォームのきほん

浴室のリフォームは各家庭いろいろなリクエストがありますし、一概にこうしておけば大丈夫という正解がありません。
したがって一連の流れを把握しておき、そこに自分たちのリクエストを当てはめていくほうが思ったような結果になりやすいでしょう。
そこでここでは浴室リフォームするときの流れをお伝えしていきますので参考にしてください。

はじめにリフォームするときに重要なことは浴室に限らず、方向性をしっかり確定させること、そして予算の中でできることを把握することの2点です。
まずリフォームの方向性を決めるうえでポイントになるのが、家族構成で、近年増えているのが高齢者のいる家庭の浴室リフォームです。
20年前と今では高齢者の割合も飛躍的に変化していますし、家も現在より高齢者向けに作る傾向が少なかったため、浴室も介護を必要とする高齢者が使用することを想定していませんでした。
ですからバリアフリーにしたり、手すりをつけたりするリフォームのリクエストが非常に増加しており、これは浴室に限らずトイレや入り口のドアなどあらゆるところに言えます。

また、浴室リフォームするならそれまで付いていなかった浴室乾燥機やミストサウナ、ジャグジーといったオプションをつけたいと考える人もいて、この点は予算を踏まえてメーカー側と相談になります。
メーカーに相談するときにはあらかじめ予算を伝えておき、それに沿って進めて行くとスムーズになりやすいでしょう。
ある程度方向性が決まったら、メーカーに見積もりを出してもらって納得できれば契約という流れになります。

ここでもうひとつ大きなポイントになるのが、見積もりはひとつの業者だけでなく複数の業者から出してもらったほうが比較できるのでおすすめです。
さらにメーカーによって製品の特長も異なりますから、その点も注目しながら自分の家に合った浴室リフォームをしてください。
最近ではインターネット上から見積もりをすることも可能です。