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お風呂のリフォーム

何年も同じ家に住んでいると、愛着がわいてくると同時にいろいろなところにほころびが出てきて、そろそろリフォームをしないといけないと検討するようになります。
中でもお風呂は毎日使うだけでなく家庭の癒し空間ですし、快適で心地良い場所でなければなりません。
壊れてしまってから直していては時間もかかりますしお金もかかるので、少し調子が悪いなと思ったり、壊れてきているところが目立つなら早めにリフォームしたほうがいいでしょう。

ただリフォームするときに気になるのが費用で、お風呂のリフォームの適正価格はいくらなのかその相場を知りたい人も多いのではないでしょうか?
今回はこれからお風呂のリフォームをしたい人のためにどれくらいのことをしたらどのくらいの費用がかかるのか紹介したいと思います。

はじめにお風呂をリフォームしたときの費用の割合ですが、50万円以内で済んだという家庭が全体のおよそ20パーセント、50万円以上100万円未満という家庭がおよそ50パーセント、それ以上かかったという家庭がおよそ30パーセントとなっていますから、だいたい50万円から100万円かかった家庭が半分程度占めています。
リフォームの費用はほかのリフォームと同じように、手をかける箇所が多くなればそれだけ費用も高くなります。

それではシンプルなリフォームプランから、しっかりしたリフォームプランまで紹介していきましょう。
まずシャワーヘッド・シャワー水栓の取り換えをする場合、これは機器代がそれぞれ1万円程度、工事費用が1万円程度でおよそ3万円ですることができ、比較的シンプルで費用のかからないプランになります。
これはどちらかと言えばシャワーが壊れたりした場合の交換に近いものですから、厳密に言うとリフォームではないかもしれません。

次に最近増えているのがミストサウナ付き浴室暖房乾燥機を新たに取り付けるプランで、これは機器代がおよそ10万円、工事費用が5万円でトータル15万円程度かかります。
また、浴槽交換・下地補修と給湯器を交換して浴槽を広くするリフォームも人気が高く、浴槽交換・下地補修はFRP製浴槽が16万円、浴槽の交換と下地の補修が14万円でトータル30万円程度、給湯器を交換して浴槽を広くする費用は給湯器が12万円程度、浴槽が10万円程度、給湯器と浴槽の交換費用が18万円程度でおよそ40万円になります。
ほかにもユニットバスを丸ごと交換するリフォームをする場合、ユニットバスの費用が60万円、交換工事費用が30万円でおよそ90万円かかりますし、今ある浴室に新たにユニットバスを設置する場合、ユニットバスの費用が80万円、風呂・浴室を解体しユニットバスを設置する工事費用が50万円程度でトータル130万円くらいかかります。

このようにどこをどのようにリフォームするかによってかかる費用が変わってきますから、まずは予算がどのくらいあるのか、その予算でどんなことができるのかを調べてみましょう。
予算を知ることは非常に大きなポイントのひとつで、これが決まらなければ何ができるのかも明確になりませんから、一番はじめにやっておくべき作業と言えるでしょう。
特に初めてリフォームをする場合、お風呂に限らず分からないことのほうが多いわけですから、できるだけ多方面から情報収集して費用の相場やどんなところに依頼するのがベストなのか把握してください。

次にリフォームするときに新たに導入する機器についても知識を持っておく必要があり、これは当然ながらメーカーによって特徴が異なる場合があります。
これまで使っていたものをもう一度導入したいと希望する人もいますが、かなり年月が経過していると部品や機器そのものがない場合がほとんどなので、たいていは新たなものを選んで設置することになります。
したがって、これまで使っていたものとどれくらい違いがあるのか知っておけばリフォームした後に使いにくくなったと感じることも少ないでしょう。
特に高齢者のいる家庭ではちょっとした変化に対応できないことも多く、それが大きなストレスになってしまう可能性もありますから、実際に見せてみて確認するのもいいかもしれません。

最近では全国各地にショールームがあり、実際に触れてみて判断することもできますので、そういった場所へ足を運んで決めるのもひとつの手段です。
また、メーカーのホームページを見ると商品に関する情報が必ず記載されていますから、そこで特徴や費用をチェックしたり、どのような流れでリフォームが進められていくのかチェックすることが可能です。
もちろん直接問い合わせることも可能で、ホームページからならメールが電話で対応可能ですし、ショールームへ直接行って確認するのもいいでしょう。
ただしショールームへ行く場合、土日など混みあう可能性がありますし、予約が必要になることも考えられるのであらかじめ見ることができるか問い合わせておくと安心です。
快適で心地良い癒し空間へスムーズにリフォームするためにも早めに準備しておいてください。